繊維芽細胞

繊維芽細胞

ほうれい線のケアは「保湿」だけだと思っていませんか?

 

お肌の乾燥が進行するとほうれい線ができやすくなるのは間違いありませんが、ほうれい線ケアには保湿よりもっと重要なことがあります。

 

それは「コラーゲン繊維を増やす」こと。

 

お肌はコラーゲン繊維がベッドのスプリングのように支えています。
しかし、年齢が進むとこのスプリングが痛んできたり切れたりしてお肌を支えるチカラが低下していきます。
20歳を過ぎる頃から、新しいコラーゲン繊維がうまれにくくなり、40代以降には産生量が急激に減少。お肌を支えきれなくなり、たるみやほうれい線ができてしまいます。

 

お肌に水分を与えて保湿することは、乾燥による小じわを目立たなくすることはできても、ほうれい線をなくすことはできません。お肌を外部刺激から守る肌表面のバリア機能を低下させないためにも保湿は重要ですが、水分を与えるだけで、痛んだコラーゲン繊維は復活しません。

 

コラーゲン配合の化粧品を使えば、お肌のコラーゲン繊維は増えるのでしょうか?
「NO」

 

コラーゲンを補ってもお肌のコラーゲンにはなりません。化粧品に配合されているコラーゲンはお肌の水分を保持する働きがあるので、保湿成分としては効果があるのですが、肌そのもののコラーゲンが増える訳ではありません。
コラーゲンそのものを増やすには、「コラーゲンを作り出す工場を活発化するのがベストな方法。

 

 

お肌のコラーゲンを作り出すのは「繊維芽細胞(せんいがさいぼう)」と呼ばれる細胞です。
この繊維芽細胞が、お肌のコラーゲンを作り出して肌の弾力を支えています。
年齢とともに繊維芽細胞の働きが弱くなるために新しいコラーゲンが作られにくくなり、古くて痛んだり切れて短くなってしまったコラーゲン繊維の割合が多くなってお肌がたるんだり、毛穴が開いてしまったり、ほうれい線ができてしまうのです。

 

繊維芽細胞を活性化させて、新しいハリのあるコラーゲン繊維が作られるのを促進することでほうれい線の根本的なケアができるのです。

 

繊維芽細胞を増やす成分

ビタミンC

ビタミンCは体内のコラーゲンの合成に欠かせない成分です。ビタミンCそのものはお肌に吸収されにくいため、化粧品には吸収されやすい「ビタミンC誘導体」の形で配合されています。
ビタミンCはコラーゲン生成だけでなく、美白効果や毛穴引き締め効果、抗酸化効果など美肌に欠かすことのできない成分。

 

 

レチノール(ビタミンA)

お肌の新陳代謝を促進しコラーゲンを増やす効果があります。
ほうれい線だけでなく、小ジワなどにも有効ですが、刺激が強いため敏感肌や乾燥肌の人には注意が必要です。

 

 

ナイアシン(ビタミンB3)

コラーゲンの生成を促進し、お肌の代謝を活発化する成分。
ビタミンCやレチノールと比べて刺激が少ないので、お肌が弱い人にも使いやすい成分です。

 

 

ヒドロキシプロリン

コラーゲンの構造を安定化して繊維芽細胞のコラーゲン合成を促します。
高い保湿効果もあり、表皮細胞の増殖効果もあり、シワの改善も。

 

 

マトリキシル

新陳代謝を促進しコラーゲンの合成を促進する成分。肌弾力を向上させ
「塗るボトックス」と呼ばれるアルジルリンよりも穏やかに作用し、深いシワにも効果があり、注目の成分。

 

関連ページ

保湿
スキンケアの基本である「保湿」はほうれい線対策にも重要です。しかし、水分を与えるだけでほうれい線が解消するわけではありません。与えるのは「水分」ではなく「水分を蓄えるための成分」でなくてはいけません。ほうれい線ケアのための保湿とは。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は肌内部で水分を蓄えてお肌の弾力をうみだし、乾燥や肌荒れからお肌を守る大切な成分です。年齢とともにヒアルロン酸が減少することでお肌は弾力を失い、頬を支えることが出来なくなることでほうれい線が目立ってきます。ほうれい線対策のためのヒアルロン酸補給とは。
コラーゲン
真皮に存在してハリや弾力をつくり水分を蓄える働きのあるコラーゲン。年齢とともに減少してしまうと、たるみやシワの原因となります。食べるコラーゲンや塗るコラーゲンは本当に効果があるのでしょうか。減ってしまったコラーゲンを補給する方法とは。
セラミド
保湿化粧品に配合されているセラミド。天然の保湿成分で私たちのお肌にもともと存在している成分です。肌内部で水分を抱え込んでうるおいを保っていますが、セラミドが流れてしまうとかさつきや肌荒れになったり、シワやほうれい線が気になるようになってきます。